マグネシウム 食品
マグネシウムはほとんどの生き物の細胞や骨組織に広く分布しているため、加工や精製をしていない食品に広く含まれていますので、三度三度普通に食事をしている人ならば特別にサプリメントなどで摂取する必要はないでしょう。
マグネシウムを多く含む食品としては、昆布やわかめなどの海藻類や魚介類、アーモンドなどの木の実、大豆などの豆類などがあげられます。
ただし、マグネシウムのような栄養素を摂る場合は、ピンポイントで行うのではなく、他の栄養素を含む食品もバランスよく摂るようにしなければ意味がありません。
特にマグネシウムの場合は、過剰に摂取すると消化器などが阻害されて下痢などが起きやすくなるので注意しましょう。
マグネシウムはカリウムと深い関係があり、骨の健全な発育を促進する働きがありますからカリウムを含む牛乳や乳製品も一緒に摂りたいですね。
マグネシウムと便秘
前記の通りマグネシウムの過剰摂取は下痢につながってしまいます。
マグネシウムは普段の食事で摂取過多になることはほとんど考えられませんが、ダイエットを行う女性などの間ではマグネシウムを含むサプリメントや医薬品を利用している方も多いようで摂りすぎの報告例も多いようです。
特に、ひと頃「にがり」がブームになった時などは摂取過多の事例がたいへん多かったと聞いています。
マグネシウムは便秘の特効薬です。
そのため、腸内の便の水分調整機能と深くかかわっていますから、過剰摂取はてきめん下痢につながってしまうのです。
ただし摂取した多量のマグネシウムが腸壁から吸収される前に、軟化便が下痢の作用で体外に排出されてしまいますから、過剰摂取によるほかの病気の発症には繋がらないようです。
でも、言うまでもありませんが、下痢によってその他の栄養分も吸収される前に体外に出てしまいますからもったいないですね。
ただし、糖尿病などに罹患しておられる方など腎臓の機能に障害を持つ方が、ダイエット効果を期待するなどしてマグネシウムを摂りすぎ下痢になってしまった場合には高マグネシウム血症をおこしてしまう事例も報告されています。
カルシウムとマグネシウムの関係
カルシウムとマグネシウムには密接な関係があります。
例えば、血圧調整にその例を見ることができます。
マグネシウムは血管を弛緩・拡張させる作用を及ぼし、カルシウムは反対に血管を緊張・収縮する働きをします。
ですから、これらのミネラルを摂取するときは一方だけをとってもあまり効果はありません。
また私たちの筋肉や骨の正常な機能を維持するためには十分なカルシウムが必要ですが、マグネシウムはこれらの組織に流入するカルシウムの量を調整します。
、マグネシウム不足でこの調整機能が阻害されると、筋肉の伸縮がうまくいかなかったり、骨密度が低下して骨粗鬆病などになってしまいます。
下剤などに利用される水酸化マグネシウムと塩化マグネシウム
塩化マグネシウムは豆腐をつくるときのにがりとして有名ですが、浣腸液としても利用されています。
水酸化マグネシウムも便に水分供給し便を軟らかくする作用があるので下剤などに用いられています。
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